半永久的な寿命半永久的な寿命

- モーター部: 「E」種全閉型三相誘導モーターであり、クーラントポンプ専用に設計されたモーターのため、モーターに負担をかけず、半永久的に使用可能です。

- ポンプ部: 腐食や摩耗に強い優れた機械的特性を持ち、騒音や振動がほとんどありません。

優れた性能

- 豊富なクーラントポンプ研究の経験をもとに、ポンピング機能を最大限に発揮するよう設計し、ポンプの性能が大幅に向上しました。

高速回転用軸シール装置

- 自吸式ポンプの軸シール装置として高速回転用のメカニカルシールを採用し、漏水のリスクを完全に排除しました。

油面の上下限表示

- 浸漬式ポンプの本体に油面の上限と下限を表示し、タンク内の油面の維持に役立つよう配慮しています。

回転方向確認窓の装着

- モーターの上部に透明な回転方向確認窓を設置し、モーターの回転方向を確認できるようにしました。

高流量・高揚程使用に最適

- ACP-MFおよびHMFタイプは高圧対応の設計となっており、大型工作機械、専用機、高速研削盤、
放電加工機などの冷却や搬送、洗浄用途に広く使用可能です。

簡単な構造

- 長年のクーラントポンプ研究の経験をもとに、高効率かつ簡単な構造で設計されており、メンテナンスが容易です。

遠心ポンプの配管ラインで発生する揚程損失（圧力損失）を正確に算出することは非常に複雑で難しい作業です。しかし、実際の配管における損失揚程は予想以上に大きく、損失揚程は必ず考慮しなければなりません。

損失揚程の計算方法としては、DARCYの方程式、MOODY線図、COLEBROOK式、BLASIUS式などを用いて概算することが可能ですが、実際の数値とは若干の差異があります。
下の線図は、これらの式を基に算出された値に経験的な補正を加えて作成されたものです。
<下表参照>

ポンプ選定時には、以下の線図で求めた総損失揚程を実際の揚程に加算し、総揚程を求めた後、総揚程とポンプ性能曲線の交点を見つけて実際の吐出量を算出できます。
しかし、これらの値は、オイルの種類、粘度、温度、パイプ内表面の粗さ、パイプの形状、バルブの種類などによって多少変動します。

• Oil Tankは、Pumpの吐出量と配管ラインの体油流量を考慮して、Pump分当たりの吐出量の3倍以上大きく製作してください。
• Pump取付け時、Pump Casing（下部）底面とTank底面との隙間は20～30mm以上でご使用ください。
• 配管時には圧力損失を減らすために、曲管や配管付属品はできるだけ減らしてください。
• ポンプは風通しが良く、油がはねない場所が良く、保守点検が容易な場所に設置してください。
• 必ず規定の電源を使用してください。
• 定期的に1年に2〜3回タンクを洗浄して異物を除去してください。
• 自吸式（ACP-A Type）ポンプはメカニカルシールを使用していますのでアイドリングは厳禁です。 Pump不良の原因となります。
• 自吸式ポンプはできるだけ油面から近く設置してください。
• タンク内部は異物吸入にならないように2つ以上の板（使節板）を設置し、ろ過網は#100以上を使用してください。